縁
■日本SF大賞:故人で初 早世した伊藤計劃「ハーモニー」受賞
http://mainichi.jp/enta/art/news/20091206mog00m040029000c.html
どこかで見たことがある名前だなと思ったら昔自分の記事をブログにとりあげてくれた人だった。それは渡辺文樹の映画を見たという記事でその時はアクセス数がとんでもなく上がったのでした。作家デビューしていたとは知らなかった。しかも自分と同じ年だ。不思議な縁だな。今日という日は昨日亡くなった人が生きたかった日。心を入れ替えてもっと真剣に生きたいです。
「イングロリアス・バスターズ」
■泉コロナ「イングロリアス・バスターズ」クエンティン・タランティーノ監督
これはもう傑作。すげーおもしろかった。ナチの戦争映画というスタイルを借りて好き勝手やっている感じ。タランティーノの映画は無駄話が長く途中飽きることがよくあったけど、この映画は2時間半あっというまだった。個人的に一番笑えたのはイーライ・ロスの登場シーンでした。内輪ネタもすばらしい。
■平日のレイトショーで見たのだけれど、観客はおれひとりだった。貸切って喜んでいる場合じゃない。こんなにすばらしい映画なのに、みんなに無視されているなんてくやしいよ。こんな状況を許していいのか。この日を絶対に忘れない。映画のためにもっと真剣に生きなさいって神の啓示だ。きっとそうに違いない。
「2012」
■泉コロナ「2012」ローランド・エメリッヒ監督
豪華な映像と安っぽいヒューマニズムがつまったトンデモ映画。天変地異を起こしてほぼ人類を全滅させておきながら、最後は戦艦のゲートに物が引っかかり右往左往するというギャップがおもしろい。ゲートが閉まった瞬間もちろんみんなガッツポーズで喜んでた。エメリッヒ監督すてき過ぎる。これからもアホくさい映画をたくさん撮ってほしい。見逃していた「紀元前1万年前」見たくなった。